エクステリアから防犯対策を行う
元来、日本はとても治安の良い国と言われていますが、昨今では全国各地で空き巣や強盗といった犯罪が起こっています。
そういった犯罪の被害に遭わないためには、戸締まりを徹底するなどの防犯対策が大切です。
しっかりと防犯を考えたエクステリアは、通りから見てすぐそれと分かります。
日常的に行う防犯対策だけでなく防犯を意識したエクステリアの工事をすると、効果的です。
防犯対策のポイント
- POINT1
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見通しの良いエクステリア(オープン外構)
外から家の中が見えづらい家は、他人が侵入しても周囲に気づかれないため、不審者に狙われやすいです。
見通しの良い門扉やフェンスを作ることで、不審者から狙われにくくなります。
ただし、あまりにも開放的な外構にすると誰でも簡単に敷地内へ入ることが出来るので、不審者が
敷地内へ入らないように頑丈なフェンスや鍵付きの門扉を付けるのがおすすめです。
- POINT2
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外からの死角を出来る限りなくす
敷地内に死角があると、フェンスや塀を乗り越えてきた不審者が死角に隠れながら窓を壊し、
誰にも気づかれることなく家の中へ侵入してくる可能性があります。
ゾーニングの時点で死角が出来ないかチェックしながら外構のデザインを考えると良いでしょう。
明るい時間帯は死角にならない場所でも、夜になると真っ暗で死角になってしまうことがあります。
そういった場合は、センサー付きの照明を設置するだけで防犯対策になります。
- POINT3
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足音のする砂利などを建物周辺に敷く
コンクリートや芝生の地面は、人が歩いてもあまり足音がしません。
人目につきにくい場所の地面がコンクリートや芝生の場合、不審者が侵入しても気がつきにくいです。
そういった場所は、人が歩くと音がする砂利を敷くのがおすすめです。
砂利を敷いておけば、家の中にいても砂利の音で誰かが入ってきたことが分かります。
- POINT4
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番犬を飼う
知らない人が来ると吠える犬は、防犯に効果的言われています。
日常から防犯を意識を高く持つ
上記のようなエクステリアに対して防犯性の高い設備を整えるだけでなく、日頃から下記のように防犯意識を高く持って対策することは、防犯上大切なことです。
- 短時間の外出時は、高層階でもかならず施錠する
- 郵便受けや植木の下などに合鍵を隠さない
- 「○日まで不在です」と留守番電話に録音しない
- 賃貸住宅では、入居時にカギを交換してもらう
- ガラスに防犯フィルムを貼る
- センサーライトや監視カメラを設置する
など。